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    ローマ人への手紙1章14節

お金じゃない借金がある
ローマ人への手紙1章14節

Alexas_Fotos / Pixabay

1:14 私は、ギリシヤ人にも未開人にも、知識のある人にも知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています。

ローマ人への手紙 1章14節

返さなければならない負債

負債とは、借金のこと。パウロは、返さなければいけない負債があるといったけど、実際にお金を借りていたわけではない。これは、パウロの今までの歩みの中で、クリスチャンたちを迫害し続けていたので、福音が広がるのを妨げてしまった、自分の立場のことを言っているのだ。

人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりした。

しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」

人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。

そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。

こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」

そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。

サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。

敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。

サウロは教会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。

使徒の働き 7章54節~8章3節

「サウロ」はパウロのことで、のちに「パウロ」と名乗るようになった。

『自分が迫害しなければ、もっとイエス様のことが伝わっていたかもしれない。
しかし、イエス様はこのような自分を救い、主のお役に立てるよう用いてくださっている。』

その使命にあってパウロは、よりキリストを伝えたい想いが強められたに違いない。

パウロがクリスチャンへと方向転換するのは、【使徒の働き 9章】を参考にしてね。